ファミコン用マルチタップ
JOYPAIRを自作してみた
題名が意味不明ですが、ファミコンには連射コントローラーを差し込む端子が1つしかありません
しかもくにお君の4人対戦も最大3人までコレは不便ですね。
そこでファミコンにもマルチタップが存在していたようです。
でも現在中古市場では、品薄でプレミア価格で販売されており
定価の2倍以上の値段で取引されています。
こんな詐欺まがいな話を無視できます。
某有名掲示板でマルチタップ回路を解読された方がいたので
その文章を引用した結果自作可能と言うことが判明しました。
なので今回は、自分で作りたいと思います。
JOYPAIRの2P側は、スティック側の13ピン・14ピンをそれぞれ本体側の7ピン・9ピンに接続。
スティック側1ピン・12ピン・15ピンは並列に接続。
バッ活Part4のファミコン回路図とか見ると接続の意味がわかるかも。
省略・・・・・・
拡張コネクタに1P2Pを増設する場合、両者で1、12、15は共通って事ですか?
1と15はGNDとVccだけど、12のP/Sも共通なのか…
省略・・・・・・
Clockを9に繋げてDataを7に繋げればOK
上の文が今回参考にした掲示板で公開されていた文の1部です。
ファミコンのマルチタップは、他の機種のマルチタップと違い
内部回路には、IC等の部品を使用せず配線のみの簡単配線だそうです。
簡単に言うと外部端子から直接マルチタップの電信号が出ているので端子を増やしてやるのだけ。
この回路は残念ながら外部端子の無い互換機では片方の端子しか作動できませんのでご注意ください。
また2個接続された状態で互換機に接続すると電力の関係で故障する危険性があるので接続しないでください
作成方法

コレが配線図です。ファミコンに繋ぐためのコネクタは、
7本配線された純正コネクタや1部の15Pコネクタを使います。
一様試作品として過去に破壊したジャンクパッドのコネクタを無理やり1つのコネクタに配線して
完成させました。
完成形態
先日完成型其の2としてNewパッドを旧ファミコンで使うためのマルチタップを作りました。
部品は、カセットコネクタ不良+作動不良のコントローラー接続で映像回路が壊れた本体の
コントローラー端子と壊れたアルカノイドコンのコネクタとディスクシステム用ににコネクタを生け捕りされた
互換機のアダプタの箱を使用しました。適当なサイズの穴を開けたため端子が抜けやすくなったので複数の
接着剤を混ぜ無理やり接合したので端子が外れる心配はなくなりましたが見た目は、悪くなってしまいました。
ついに故障済みファミコンから端子を抜き取りそれを箱に接着剤で固定して
Dサブ15ピンメス端子と配線しました。1Pは15ピンすべて配線して、
2Pはアンプ付パッドと通常のコントローラー専用に配線しました。
15ピン端子は、先日購入したプレステをファミコン用に変換する機器に使われていたので
変換機のコネクタを壊れたコントローラのコネクタと交換し変換機の15ピンコネクタに15ピン端子をつけ
対応させました。
写真


コレが試作形態で今回はあえてスーファミと互換機パッドを変換して接続。
因みに赤色に塗られている方が2P端子です。



応用編で作ったNewパッドを旧ファミコンで使うためのマルチタップです。


左が入手困難な15ピンコネクタで右が配線した姿です。
配線がし難く箱を1部溶かしてしまったのが残念



この写真は、差込例です。
感想
マルチタップの電気信号が直接出てると解っただけでも驚いた。
試作が完成して2Pが動いたときは感動した。
そして完成型を2つ製作して完成したとき中古の価格を考えると
自作したほうが経済的で外部端子経由で4人対戦できるすばらしさが
製品購入時よりすごく感じることを確認できました。
とじる