マウス改造
今回の改造はPC98/FMタウンズなど電気信号が
X軸A・X軸B・Y軸A・Y軸B・Lクリック・Rクリック・GND・VCC
の簡単な電気信号を使った機種のマウスやタブレットをゲーム機用とAT用に改造します。
改造といってもAT用やゲーム機用のマウス回路のセンサーやスイッチに繋ぐだけ
単純配線仕様(アタリ仕様改)の機種同士の場合は、コネクタの配線を入れ替えたら動くようです。

改造動機
ネットオークションでスーファミでPC98マウスを変換して使う
変換機として改造されたスーファミマウスと98マウスが出品されていた。
端子を増設しただけに見えたので回路図ネットでで探すことになったが
回路図は見つからずしかしMSXや旧マックPC用に変換した回路は発見した。
その変換方法を参考に製作を開始することになった。
ピンアサイン
端子番号電気信号名信号の意味
1VCCIC作動用の5V
2Xa/X2左に移動
3Xb/X1右に移動
4Ya/Y1上に移動
5Yb/Y2下に移動
6LEFTSW左クリック
7NC配線しません
8RIGHTSW右クリック
9GND電気の出口
この表を参考に使用したい機種のマウスのセンサに接続します。

改造例

第1弾は、スーファミマウスに接続端子を増設しました。

完成した姿で失敗した点は端子の設置が上すぎたことですね


PC98マウス使用時は、スーファミマウス側のセンサの機能は、
無視され誤作動防止になっているようです。スイッチは、動くので注意!!

初め上のピンアサインを参考に配線を開始する。

これが配線した状態の基盤です。

配線箇所はマウスの移動を感知するセンサのうちトランジスタ風の部品の
足の片方(配線が独立してる方)に配線しました。スイッチはGNDの反対側
そしてVCCとGNDも端子に配線し作動確認しました。

初め電気信号の意味がわからなかっためマウスの左右移動で
ポインタの上下移動の配線になっていたので急配線を変えた。
今回は2つのセンサで左右又は上下を感知していましたので簡単でした。

最後にスファミマウスにスファミマウス単体操作に支障が出ない位置に端子を出す
穴を開けて設置したら完成です。

次回作
今度はUSBマウスの回路に接続してみたいと思います。


配線しました。センサの位置が逆でしたが何とかいけました。
しかしポインタの移動が遅いが気にしないと使っていたら。
USBマウス側のセンサーだけ壊れてPC98マウス変換専用となってしまった。
後日小さい箱に基盤を入れたいと思います。(スクロールボタン?を使うための穴を開けますが)

副作用からの発見
マウスを移動させたらクリックコマンドが連打された動きをした。
まさか無理やり改造した影響マウスが壊れたかと疑って確認したらなんと
軸端子とクリックボタン端子がショートしていた配線し直したら直った
この事故から解ったことは、マウスのX軸/Y軸をコントローラーの十字キーに配線したら
マウスの移動を十字キーにした2ボタンパッドに変換できるかも・・・・
実験したが配線ミスか不明ですがデジタル仕様の十字キーの反応と愛称が合わず
0.1m単位での操作でないと右移動のはずが知らぬ間に左右の往復を高速で行うように
配線を再確認ですね・・・(MSX用のマウスをファミコンでMSXパッドを使う変換機につないだら動いたと
言う話もし・・・)

参考にしたサイト
128K/512K/Plus用のマウスを作ろう
PC98のピンサインを参考にしました。

マウスコンバータを作りました
配線箇所を参考にしました。

とじる