いまさらMSX

購入した理由
今回も例のごとくコントローラー収集の勢いで本体まで手を出してしてしまったゾ!!
正確に言うとあまりすごいプログラムは製作できないが、ファミコンのファミリーベーシックの場合
カセットが振動したりうっかりリセットボタンを押して1から打ち直しがいやだったしプログラムの1部制約が
ネットで公開され入るソースに適さないと思っていました。


<MSXとの出会等>
出来事の種類
内容
体験した年
MSXを知るMSXを知ったのは、中学校の図書室に有ったプログラム集でした。
そして本体の接続方法紹介ページで初めてMSXのことを知る
しかし本体が無いのでプログラム製作を断念
2001年
プログラムを初めて作る王寺工業高校の実習で使う為に購入したポケコン(関数電卓)
を使い授業でプログラムを習いそして興味を持つ
2002年
MSXを実際に見る日本橋に始めて訪れた時に入ったゲーム屋にて実物を拝見した。2003年
ファミベ購入ポケコンの画面が小さかったし、しかも液晶が故障していたので
代わりにファミリーベーシックを中古で購入
2005年頃
データレコダー購入ファミベのプログラムやロードランナーの自作面のデータ
が保存がしたくなりファミコン用として購入する
2009年
祝MSX購入ファミリーベーシックでは物足りなくなり今回の購入にいたる。2010年


MSXとは
MSXはアスキーとマイクロソフトが共同で開発した規格のことで
その規格に則ったホビーパソコン(ホームコンピューター)を一般的にMSXと呼んでいた。
この互換システムは、当時は珍しくまたホビーパソコンの中では一番性能が良く
いろんなメーカーが沢山の機種を発売するぐらい普及した規格でもあった。
後にMSXはMSX2→MSX2+→MSXturboR とビデオ回路やベーシック等の改良を繰り返し進化し
中には、ワープロソフトとプリンタを内臓させた機種も販売された。
でもゲームメインで売ってしまったためゲーム専用機より少し物足りない感じがすると思われていたらしい。
(ホビーパソコンは基本的にゲーム専用機より性能が少し劣っていた。)
製造が中止されて20年以上経つが今でも愛好家が新作のソフトや周辺機器を開発しているようである。


今回購入した機種の紹介


HB-F1というSony製のMSXです。
<機能等>
システムはMSX2でメモリは、RAM 64K・VRAM 128Kです。
電源は、AC+DCのアダプタを使用します。
映像出力は、RF・モノラルビデオ・RGBの3種類に対応しています。
内臓ソフトは、ベーシックのほかに住所録・メモ帳・電卓・スケージュール帳
等の機能もあります。
またMSX2以降の追加機能の時計・日付表示機能を使った時計とカレンダーの
表示モードも備えています。(本来は、ベーシックプログラム用として使う機能)


カートリッジスロットは、計2つ搭載されていますが
スロットBが拡張機器専用としてビデオ端子側に搭載されています。
なお漢字ROM・FDドライブは、オプションである。

スピードコントローラー(CPUの速度を遅くする)やインポーズ(CPUの一時停止)機能もついています。

その他にジョイスティックポートが2ポート カセットインタフェイス端子やプリンタ端子もあります。
もちろんジョイスティック1P側は、カーソルとスペースキーで代用できる機能も標準装備ですが
今回からの機種は、カーソルをジョイスティック化する軸を取り付ける穴は無いようである。

<その他周辺機器>

今回使用しているデータレコーダーでサンヨーのMMR-33DRです。
機能は、レベルフィックススイッチやレベルツマミ(ボリューム)
及び本体スピーカーのON/OFFスイッチも付いています。(夜間の使用時に便利)
なお高速読み込みようの切り替えモードは付いていませんがイヤホンに抵抗を付けるか
大きいスピーカーを繋ぐとモノラルの音楽用カセットも再生できます。
(機種によってっは、音量や音質がデータ用になっており音楽用は再生できないのもある)

元々は、ファミコンのセーブ用に500円で購入ちなみにファミコンでデータレコーダーを使う場合は、
ファミベ用のキーボードに繋ぎますが僕はMSXと同じ接続端子を増設改造し使っています。
(番外編の写真載参照) ちなみに本体とデータレコーダーを繋ぐ接続ケーブルは300円でした。


この写真の黒い箱は、セガマークVで連射無しのコントローラーを連射付きに
変換するものをMSX用に配線を変えたものである
また白い箱は、メガドライブ又は、マークV互換のコントローラーを
MSXで使うための自作変換端子である。

なおMSXのジョイスティックは、ATARI仕様のため簡単に製作することができるのが特徴。

今後の予定?
FDドライブ内臓の機種が欲しいがディスクドライブ故障のジャンクすら見つからない状態である
またディスク作動確認済みの場合は、レア扱いで高価である。(修理の手数料込みなら納得いくが)
そしたら気軽に僕が作ったプログラムも公開できると言うのに面倒な話ですね。
というか簡単にカセットのデータ用音声をエミュのカセットテープデータに
変換する方法ってあります?



<番外編>

データレコーダーの購入の理由で述べたファミベキーボードの改造箇所の写真を紹介。


これがファミコンでプログラム入力させるのに使うキーボードです。
データレコーダの接続端子も当たり前のように付いていますがMSX等のパソコン用のケーブルは使えません。
ちなみにハドソン製の自作面があるゲームでは、キボードが無いとデータの記録ができないので、
自作面が保存したいだけなのに運が悪いと約2万円の出費が必要でした。(ファミベ+キーボード約1万円データレコーダ約1万円)
しかも場所をとるというとんでもないものでした。
後にデータの入出力回路だけで記録可能なゲームが出たことによるカセット端子付き周辺機器が安値で販売されたため
気軽にデータの記録ができるようになりました。

話の脱線はさておき、改造箇所の紹介です。


左の写真がMSX用の接続ケーブル対応の端子を取り付けた箇所です。
右の写真は、リモート端子にケーブルを繋ぐと再生・記録の待機状態になるし
データの記録時のボタンの押し損ねによる記録失敗を防ぐために
手動のリモートスイッチを取り付けました。

接続したときの写真です。

<おまけの回路図>
モノラルケーブル2本でファミベのキーボードに繋ぐのは
繋ぎ間違いでデータが記録されていない事件が起こるのを防ぐために
MSX等のパソコンのインターフェイス端子の配線図を紹介。
回路図端子番号MSXの端子名ファミコンの配線先
1GNDWRITE端子-側
2GNDREAD端子-側
3GNDGND
4セーブWRITE端子+側
5ロードREAD端子+側
6リモート+増設スイッチ
7リモート-増設スイッチ
8GNDGND
カセット端子の規格は、汎用(パソコン用)DIN8pinです。


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