PCエンジン

これはNECが作ったシステム(CPU)は8ビットだが映像は16ビットマシン並みで動いていたゲーム機で
良作が多く良かったが周辺機器や互換機種が多すぎてユーザーの購入タイミングを遅らせたり機種によっては
拡張バスの変換アダプタが必要などで面倒なことにしかもAVケーブルが断線しやすいのに一向に改善してくれなかった。
またそれらが原因なのか店の在庫保管が面倒と嫌って欲しくても売っている店が少いことが多く
そして売り上げが悪くなったという初歩的ミスで自爆した不運のゲーム機だった

定価の値下げ=新機種発売が売り上げを低迷させた一番の原因かも

(買った理由)
USB変換機でPCエンジンのコントローラーを使っていたら愛着がわき
本物の本体で使いたくなったの買っちゃいました

でなぜ初代にしたかというとAV対応機種が売り切れではなったのですが訳ありで

(購入しざる得なかった理由)
コアグラフィックスを中古で購入→遊ぶしかしすぐに故障→店に行き交換希望→
→確認完了後故障が認められた→同機種の在庫なし→返金してもらった後に初代購入→
→後日買いに行くことを決意→RFで遊ぶ→AV改造ができることを思い出し改造を決意

変な報告は無視して本体の写真でも紹介します。

初代PCエンジンのAV化
RF出力専用の初代PCエンジンをAV端子を増設させるAVブースターが売っていますが、
あまり中古市場に出回っていないし天の声などのセーブユニットを使うとRF専用になってしまうため
AV化が無理かと思いきや本体裏の端子から直接出力されているので改造でどうにかなるようである。
なぜかRGB映像も出ているのでビデオアンプを経由すれば利用できるようである
PCエンジン拡張バスピンアサイン (映像関連のみ掲載) 1    2   3 〜21   22    23 C 音声右   5V    省略    映像    RED B ・・・ ・・ 省略   ・・   GREEN A 音声左   GND   省略  SYNC    BLUE          本体側から見た端子 なお・・や・・・は、映像に関係ないピンをあらわしています。 またこのピンアサインの並びは端子の半田面(基盤裏)から見た並びです。 ちなみにAV端子付きモデルのAV端子のピンアサインは、
RGB未対応でステレオ音声と映像が配線してあります。

1・・・左音声
2・・・GND
3・・・映像
4・・・+5V
5・・・右音声

+5VはRF出力に変換する機器を作動させるための電源出力である。
またビデオ出力対応機種でもこのピンアサインを元にAVケーブルを製作すれば
すぐ断線する純正ケーブルとおさらばですね。

<改造後の状況>
コアグラを買い直すまでの間RFのみ生活とおさらばですよ。
今回購入した中古本体の常態が悪いのか本体設計の仕様なのか知りませんが
音声がめちゃくちゃ小さくてゲームにならないし音量上げたらテレビの音がうるさくなってしまう
と思ったらストリートファイターの音とワールドスタジアムの音量が違うことを発見
ワースタは少し小さいけど聞けるがストUは音小さすぎつまり迷惑な仕様ですよこれ。
やはり音声にはアンプが必要ですね

<続改造>
音が小さいのは許せないので小型スピーカー用のアンプキットを購入して音声の改善をいたしました。

今回使った音声アンプは、エレキットのベビー・アンプ [PS-3238]で、さすがに本体内蔵は無理なので、
天の声バンク2の内部に内蔵させて見ました。
AVケーブルの端子は、ジャンクのN64のAVマルチ端子を使用。(RGBは未配線)
でも端子が長かったためアンプ基盤の置き場所が少ししかなく蓋閉め作業が一番大変でした。

配線完了後の姿です。

<完成後の姿+本体紹介>
ここでようやく本体の写真等で紹介いたしましょう。
<本体の特徴など>
初代PCエンジンの付属品のコントローラーは連射無しですが
ターボパッドの需要が多すぎた影響なのか今現在中古市場では、後期製造以降は、ターボパッドが
付属していましたと間違った情報が出るぐらいターボパッドとセットで売っています。
またすべての機種の特徴ですがマルチタップがないと2人プレイすらできない仕様となっております。

<写真で紹介>

コレが初代PCエンジンで見ての通りコアグラにも付いてあるAV端子を付けてしまいましたが
音声の小ささで外付け回路経由でテレビにつなげています。なおRF端子は、ファミコンの
RFユニットと兼用可能でRFだと正常な音量で楽しめます。


コレが天の声バンク2でコレが無いとセーブできないのですがこのシステムのおかげで
セーブ未対応という残念な互換機もございます。(CD-ROM一体化マシンは、本体に内臓してある)


マルチタップの接続例です。

これはプレステのコンパクトジョイスティックですが、
アベニューパッド6の基盤を内蔵させて使っています。

改造途中の姿で基盤の回路が複雑でしかも部品が多いおかげで
基盤の切り取れる範囲が少なく蓋閉めに苦労させられた
割り当てたキー配置
           W X Y 上段同時 セレクト RUN   V U T 下段同時 といたしました。もちろん2ボタンモードに切り替えの可能

<結論>
PCエンジンの映像は、メガドライブより綺麗しかし音声は、別売りのカラオケアンプのせいで
音が小さい(増幅を2重にしたことによる音割れは、機器の寿命を短くするらしい)
拡張バスの音声出力の音は小さくてよいので本体内蔵端子やAVブースターの
回路内で増幅をさせなかったかが疑問ですね。
高音部の音割れを隠すためにわざと小さく出力しているのではという意見もあり。

ピンアサインを参考にしたサイト
<拡張バスのアサイン>
Yahoo!知恵袋
昔PCエンジンの事を調べていたら出てきたページで今回初代を入手しざる得なかったが
このページのことを思い出し改造を決意する切っ掛けとなったが参考にしていない残念なページ

PCその他
PCエンジンのRGB対応改造するときのピンアサイン情報として掲載されているようですが、
ビデオ出力のピンも載っていたため参考させていただきました。

<AV端子・ケーブルのピンアサイン>
TOKYO RGB HOSPICE ORIENTATION
ビデオ出力専用機種のビデオ端子と同じ規格の5ピンに配線する際に参考になったサイト。

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